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ヘッドレスCMSとワードプレスの違いとは?

Programming
2021/11/23

現在少しずつ増えつつある「ヘッドレスCMS」。でも、ヘッドレスCMSは従来のワードプレスなどのCMSと何が違うのでしょうか? 今回の記事では「従来のCMS」「ヘッドレスCMS」の違いを比較し、ヘッドレスCMSのメリット・デメリットをまとめています。

Wordpressなどの通常のCMS

これまでもワードプレス、Movable type、PowerCMSなどたくさんの便利なCMSがあります。これら従来のCMSのメリットとして、コンテンツや記事管理に必要な記事作成機能・ワークフロー承認機能などがパッケージとして揃っており、手軽にはじめられることが挙げられます。 機能も充実しており、一見、これらのCMSで十分な気がします。 ただ従来のCMSでは「コンテンツの管理画面」「コンテンツを保存するデータベース」「コンテンツを表示するウェブページ」の3つが、一つのシステムで管理されてしまうため、デメリットとして ■ウェブサイトやモバイルアプリなど複数のプラットフォームで同じコンテンツが利用できない ■CMSごとに、そのCMS独自の実装方法をエンジニアが学習しなければならない というデメリットがありました。

ヘッドレスCMSのメリット・デメリット

これら従来のCMSのデメリットを回避しつつCMSの役割を果たせるようにしたのが、ヘッドレスCMSです。 ヘッドレスCMSは端的に言えば「コンテンツを表示する一般ユーザー向けのウェブページ(ヘッド)」をCMS機能から切り離したものです。 そして、ヘッドレスCMSに保存されたコンテンツ・記事はAPIを通じて取得できる形になります。 そのため、ヘッドレスCMSが提供するAPIを通じて、コンテンツをJSONなどのフォーマットで取得し、取得したコンテンツデータをReact、Vue.jsなどエンジニアが普段使っているJavascriptのフレームワークを利用して一般ユーザー向けのウェブページを表示することができます。 まとめるとヘッドレスCMSが持っている機能としては、 ■コンテンツや記事データを保存するデータベース ■コンテンツや記事データを作成・編集・削除するための管理画面 ■コンテンツや記事データにアクセスするためのあAPI となります。逆に一般ユーザーに見せるためのウェブページ表示機能はなく、ここは自由にエンジニアが作ることになります。 一般ユーザー向けのページを自由に作れるのがメリットの反面、自由度が高く、且つ作るためのエンジニアの協力が必要になります。そのため、エンジニアの習熟度やどの程度自由に作るかにより、逆に開発時間などがかかるというデメリットもあります。

最後に感想として

いかがだったでしょうか? コンテンツ・記事をAPIで取得し、自由にウェブページに表示できるヘッドレスCMS。今後ウェブページ、モバイルアプリなど複数のプラットフォームにコンテンツを配信したい場合には、ぜひヘッドレスCMSの利用も検討してみてください。 読んでくださった方、ありがとうございます。