かんたんで複雑な、ウェブサービスの作り方を紐解くブログ

プロジェクト内のスペシャリストとの接し方は?

Management
2021/07/11

ウェブサイトを作成している中では、専門分野をもつさまざまなスペシャリストのメンバーと関わります。 関わるメンバーによっては気難しいメンバーがいたり、実力はあるけどスケジュールが遅れる人がいたり、さまざまな困難も浮上してきます。 そんなスペシャリストなメンバーたちと、どのような形で関係性を築けばよいのか? 今回は、メンバーとの付き合い方をまとめてみます。

目的に立ち返る

企画、マーケティング、デザイン、コーディング、プログラミングなどそれぞれの専門分野ごとに、役割はそれぞれ異なります。 けれどもどんな分野であれ、最終的には一つの目的に修練していきます。例えば「より多くのユーザーに自社のサービスを使ってもらうため」であったり、「自社のミッションをより多くの人に理解してもらうため」であったり。 デザイン作成も、マーケティングツールの導入も、プログラミングも、そんな目的のための大事な手段の一つでしかありません。 だからこそ各メンバーにより意見が割れる場合には「ウェブサービス制作の本来の目的はなにか?」に立ち返ることで、両者の意見をヒアリングした上で互いに異なる意見でも、目的に対して必要なものを優先することで、意見の一致を図ることができます。

相手の専門領域の3割を知る

例えばエンジニアの方と一緒に仕事をしていく中で「HTMLってなに?」「Gitってなに?」と聞いてしまうことは、「スケジュールってなに?」「ウェブサイトってなに?」とあまりに当然すぎることを聞かれているように受け取られかねません。 エンジニアからすれば「そんなことから伝えなければならないのか?」と途方もない隔たりを感じてしまい、エンジニアメンバーとの距離が離れてしまいます。 だからこそ新しいプロジェクトに参加したり、新しいウェブサービスを作る際に、知らない分野に関わる場合には「その専門技術の3割を勉強し、知っておくこと」がとても重要になります。 逆に言えば、各スペシャリストメンバーに「この人は、ある程度自分の分野を理解している」と捉えてもらえれば、信頼を勝ち得得ることができ、より複雑かつ専門性の高い部分を、率先して進めてもらえるようになります。

各メンバーに求められる責任の違いを理解すること

「目的が同じ」だとしても、その目的を達成するために各メンバーに与えられている「責任」は大きく異なります。 例えばマーケッターであれば「ウェブサイトを通じて、獲得するお問い合わせ数を最大化させること」であり、エンジニアであれば「定められた要件に基づいて、ウェブサイトが正常に問題なく動いていること」であり、デザイナーであれば「対象となるユーザーがスムーズに使えるUI・デザインとなっていること」であったりします。 各メンバーは、それぞれが与えられた責任を達成しようと努力を重ねます。その結果として「ユーザーにとって最適なUIを実現しようとすると、特定のブラウザのみでしか正常に動作しない」など、各メンバーが持つ責任に対して、相反する状況が生まれます。 このような相反する状況が生まれた際には、各対応施策のメリット・デメリットをまとめ、その上で現在のスケジュール・コスト・クオリティ・目的への寄与度などを総合的に判断し、最適な解決策を見つけていくことが求められます。 決して「バランスを取る」とか「ちょうどいい落とし所を探す」ではなく、前提として各メンバーが異なる責任を持っていることを理解した上で、各メンバーの意見に執着しすぎることなく「プロジェクトの目的に沿う」解決策を選択していくことが大事になります。

最後に感想として

以上がプロジェクト内におけるスペシャリストとの自分なりの関わり方の根幹となっています。 「それぞれに与えられている責任は異なること」「だからこそ、それぞれの責任を理解するために各分野の3割だけでも理解すること」「理解した上で、目的に沿う解決策を選択すること」が重要になります。 とかいいつつ「3割も自分は理解できているのか?」「そしてこの移り変わりの激しい業界で、いつまで勉強をし続けられるのか?」と聞かれれば自信が無い部分も生まれますが、まずは自分の努力を重ねてみるぐらいしかないのかもです。 読んでくださった方、ありがとうございます。