かんたんで複雑な、ウェブサービスの作り方を紐解くブログ

プロジェクトに必要なメンバーアサイン時のポイント

Management
2021/08/15

ウェブディレクターやプロジェクト管理を行っていると、プロジェクトの最初に必要となる、プロジェクトメンバーのアサイン。 どんなメンバーをアサインするかによって、その後のチームのあり方やプロジェクトの状況が大きく左右される、とても重要な仕事になります。 今回のブログでは、この「メンバーアサイン」についてのポイントについてまとめてみます。

プロジェクに必要な役割を考える

まずメンバーをアサインする上で考えるべきなのは「プロジェクトに必要な役割がなにか?」です。 例えばウェブサービスの解析を行う場合「解析アナリスト」、コーディングが必要となる場合「フロントエンドエンジニア」など、作るべき成果物やタスクから逆算する形で、必要な役割を一つひとつ定義していきます。 はじめから「とりあえず、まずは人を集めよう」としてしまうと、役割も明確になっていないままプロジェクトの人数だけが増え、ミーティング一つ設定するだけでも、必要以上に時間がかかってしまいます。 そのため、チームメンバーのアサインをいきなりはじめるのではなく、まず「プロジェクトの中で、どのような役割が必要となるか?」から考えましょう。

必要な人のみ最小人数とする

メンバーの役割が定義されたら、その役割それぞれに対してメンバーをアサインしていきます。ここで重要なのは「必要な人数のみ、最小人数構成とする」ことです。 一見、人数を増やしておけば、なにかしら問題が発生した場合にも人数で挽回ができそうな気がします。ただそんな人力の大きさのメリットよりも、ほとんどのケースでは人数を増やすと「それぞれのメンバーの責任範囲が不明確になる」「全メンバーの意見の合意を取ることに時間がかかる」というデメリットの方が、はるかに大きくなります。 そのため、予め定義した必要な役割に対して「一人のみアサインすること」で、それぞれのメンバーがやるべき範囲・責任を明確化することが重要です。 このタイミングで意識すべきこととして「似たような役割のメンバーを、違う名称でアサインしすぎないこと」です。例えば「プロジェクトマネージャーとディレクター」「プランナーと事業企画者」など、ほぼ同じ役割を担うにも限らず、名前の違う複数のメンバーを用意してしまうことは避けるべきです。 ただ、もちろん大規模なウェブサービスを運営する場合には、多くのページデザインを作成したり、テストを行う際にたくさんのメンバーが必要になる場合があります。 そのような場合には、同じ役割を持つメンバーに対して「上下関係」を定めておき、どちらのメンバーが意思決定を最終的に行うかを、予め明示しておく必要があります。

各メンバーに適切な権限を付与する

例えばデザイナーのメンバーをアサインしたにも関わらず、デザインの色味やトンマナを定義することすらできなければ、結果的にそのメンバーは持っている力を発揮できず、責任を果たすこともできなくなります。 そのため、各メンバーに対して、その役割に応じた適切な権限を渡し、それぞれのメンバーがしっかりと決定を行える状況を作っておくことが必要です。 役割やその役割ごとのメンバーがアサインされていても、権限がなければ決定できません。決定ができなければその役割の結果となるアウトプットに対しても、責任を持つことができません。 そのため、役割を各メンバーにわたす際には、合わせて権限も渡しておくようにしましょう。

最後に感想として

いかがだったでしょうか。自分自身も「人数が多くいたほうが、いざという時なんとかなるんじゃないか。」という誘惑に駆られがちになります。 けれども、単純に人数を増やすだけではデメリットが大きくなってしまうのみのため、一人ひとりのメンバーにわたす役割と権限を予め見定め、その上で各メンバーに協力を仰いでいくことが、メンバーアサインとチーム作りにとって重要なことになるでしょう。 読んでくださった方、ありがとうございます。