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SEOを考える上で重要なGoogleアルゴリズム変化の歴史

UX
2021/07/24

ウェブサイトのページを作る上で重要な要素となるSEO。そしてSEOはGoogleの検索エンジンが「アルゴリズムのアップデート」を行う度に、少しずつ対策方法も変化してきました。 今回は、SEO対策の根本となる「Googleのアルゴリズム変化の歴史」をまとめていきます。 内容は主に、以下サイトよりピックアップを行っております。 https://www.sistrix.com/ask-sistrix/google-updates-and-algorithm-changes

検索結果に表示されるウェブサイトの増加

[ヴィンス アップデート / 2009年] 有名な会社や大企業などのウェブサイトが一気にランキング上位に表示されました。現実の会社の知名度に合わせ、Google検索結果ランキングが変動しました。 [メイデイ アップデート / 2010年] 単一キーワードではなく、3単語〜4単語などの複数単語(ロングテイルキーワード)での検索がコンバージョンに結びつきやすいことに合わせて、ロングテイルキーワードの検索結果ランキングが大幅に変動しました。 ロングテイルキーワードの検索に対して、しっかりと検索キーワードに関連するコンテンツがランキング上位に表示される形に変化しました。 [カフェインアップデート / 2010年] 現在にもつながる「クローラー」によるウェブサイトの情報収集、そしてインデックス(Googleの検索結果にウェブサイトが表示されるようになること)を行う形に変化しました。結果として、カフェインアップデート以前と比べて、ウェブサイトがGoogleの検索結果にインデックスされるまでの時間が大幅に短縮されました。

品質の高いコンテンツの評価とスパムへのペナルティ

[パンダアップデート / 2011年] 以下などを大枠の基準として、品質が高いと考えられるウェブサイトが上位に表示されるようにランキング変動が行われました。 - 他ウェブサイトと異なる、コピーではない独自のコンテンツを掲載しているか? - 検索キーワードに対して、関連するコンテンツを掲載しているか? - ウェブサイトからの直帰率は低いか? - ユーザーの滞在時間は適切か? - 適切な外部サイトからリンクが貼られているか? - タイトルや説明文、見出し等は適切か? [フレッシュネスアップデート / 2011年] より新しい情報を掲載するように、随時アップデートが行われているウェブサイトをより高く評価する形に変更されました。 [Googleページレイアウトアルゴリズム / 2012年] ウェブサイトが表示された時にはじめに閲覧できる部分に対して、適切にコンテンツが表示されているか?また必要以上に広告などでユーザーの閲覧を阻害していないかを評価し、その状況によりランキングが変動しました。 [ベニスアップデート / 2012年] 検索キーワードに地域名を含む場合などに、検索結果の上部に、例えばその地域や地元のレストランや商業施設を表示する形に変化しました。 [ペンギンアップデート / 2012年] 「ウェブサイトに関連しない過剰なキーワードの埋め込み」「関連のない外部サイトからのリンクの設置」「ユーザーとGoogleクローラーに異なるコンテンツを見せるクローキングの実施」など、ウェブスパムと呼ばれる施策を行い順位を操作しているウェブサイトに対して、順位の下落やペナルティの適用を実施しました。 [ペイデイローンアップデート / 2012年] 違法なウェブスパムが横行している「ローン」「ポルノ」「ギャンブル」「ドラッグ」などのビジネスに焦点を当ててアップデートが適用されました。違法なウェブスパムとは、ハッキングによるリンク獲得や、マルウェア利用などの施策です。

モバイルにフォーカスしたアルゴリズム最適化

[ハミングバードアップデート / 2013年] 単一キーワードではなく、複数のキーワードを組み合わせた文章での検索に対して、その文章の意図を読み取り、適切な検索結果が表示されるようにアップデートが行われました。 特にモバイルなどで使われる音声検索に対して、効果を発揮しました。 [Googleモバイルフレンドリーアップデート / 2015年] 以下などを基準として、ウェブサイトがモバイルフレンドリーかをチェックし、その度合により検索結果の順位が変動しました。 - Flashなどの技術が使われていないこと - テキストが拡大しなくても、視認可能なサイズになっていること - コンテンツがモバイル画面内に収まっており、水平にスクロールなどが不要となっていること - リンクやボタンをタップする時に、十分な余白があること [Googleページエクスペリエンスアップデート 2021年] 以下をランキング評価に利用することが発表されました。 - コアウェブバイタル(LCP/FID/CLSの3つの指標で、ページの表示速度や反応速度、ページ表示時の精度などを測る指標) - モバイルフレンドリー - セーフブラジング(フィッシング詐欺に合わないなど、ウェブサイトがユーザーに取って安全に作成されていること) - HTTPS通信 - ユーザーを邪魔する要素の有無(ページ表示前にポップアップで広告表示など)

最後に感想として

いかがだったでしょうか。 ざっくりですが「インデックスされるウェブサイトを増やそう」→「インデックスは十分増えたから、ちゃんと良いサイトが評価されるようにしよう」→「PCじゃなくてスマホに対して検索結果を最適化しよう」という形で、少しずつ変化してきたGoogleの動きが見えてきます。 でも、アルゴリズムの変化を見ていく限りは、品質が高く見やすいコンテンツを作ること、そのコンテンツに対して安全かつスピーディに閲覧ができるようにすることが、基本の対策になるのだと思います。