お金を求めない起業家が求めているものって?

お金を求めない起業家が求めているものって?

堀江さんが一時代を築いたその次の世代の起業家の方々。だいたい今30代くらい。そんな起業家の人たちに一人ひとりインタビューして、起業の目的を探っていく形で本が進んでいきます。

新しい起業家は過去の起業家の人たちの荒ぶるイメージと全く異なること。そして、お金設けより社会へのインパクトを第一に考えること。そんな、今の時代を代表するような起業家の人たちに「お金じゃなきゃ、あなたが大事にしているものはなに?」と。率直な質問を田原総一朗さんがぶつけています。

それぞれ求めるものは少しずつ違うけれど、根本にあるのは自分からすぐに動くこと。そして、自分が何を求めているのかをより深くわかっていることなのかなと思いました。

きっとすぐ動くから自分を理解できるし、自分を理解した結果また新たな動きができるっていう、好循環を生み出し続けているのかもしれません。

ありがとうございました!

本のまとめ

▼読んだ本は?

■起業のリアル
■田原 総一朗 (著)

▼ポスト・ホリエモン世代の起業家の特徴って?

■堀江さん自身は、過去の常識をもろともせず、荒々しい存在だった
■でもポスト・ホリエモン世代の起業家は乱暴な言葉遣いもなく、物腰も柔らか
■さらにサラリーマンをしている間にビジネスノウハウをつけて、その後独立して事業を起こすパターンが多い
■そして、ROE(株主資本利益率)などの儲けより、ソーシャルインパクトを大事にする

▼LINEの森川さんが考えてることは?

■水のようなサービスを生み出すことが大事
■スマホにおける水のような存在は、コミュニケーション
■だから、コミュニケーションを主軸としたLINEを生み出した
■インターネットのビジネスが成熟してくると、人は機能よりデザインや気持ちよさでサービスを選ぶようになる
■なので、LINEではまずデザイナーが絵を描いた上で、その後エンジニアに作ってもらう

▼ZOZOTOWNの前澤さんが考えてることは?

■ショッピングモールだけど、ZOZOTOWNでしか買えないブランドがあることが大事
■そのためには、ZOZOTOWNが「カッコいい売り場」であることが大事
■カッコいい売り場のためには、サイトのデザインが良くて、ZOZOの人たち自身が洋服を好きであること
■ZOZOTOWNでは、基本給とボーナスはみんな一緒
■なぜなら、成果報酬にして競争するよりも、助け合って良いものを生み出すマインドのほうがみんな強いから

▼チームラボの猪子さんが考えてることは?

■インターネットが登場して情報のやり取りがスムーズになったから、もう管理職はいらない
■だから、チームラボでは永久的な管理職はいなくて、プロジェクトごとにマネジメントする人が変わる
■猪子さん自身も、会社のプロジェクトの5%に実際に関わっている
■でもマネジメント能力が無いから、プロジェクトで猪子さん自身がマネジメントをやることはない
■クリエイティブであるということは、実現できるものでなければならない
■だから、一人では駄目で、たくさんの専門家が集まって、チームを組まなきゃいけない

▼ユーグレナの出雲さんが考えてることは?

■今地球が抱えてる一番の問題は、栄養失調
■お米やパンがあるから飢えはしないけど、栄養が足りない
■栄養不足で苦しんでいる人は、いま世界で10億人いると言われてる
■そんな栄養不足を解消できるのが、ミドリムシ
■なぜならミドリムシは、人間が生活するために必要な59種類の栄養素が含まれているから
■ミドリムシはまるで、ドラゴンボールの中の「仙豆」のような存在
■だからユーグレナでは、ミドリムシを培養し、世界から栄養失調をなくしたい

▼NPOフローレンスの駒崎さんが考えてることは?

■自分たちが発展するだけじゃ意味がない
■駒崎さんの一番強い欲求は「感謝欲」
■昔は「力強い体制や政治家が悪いことをしてて、そこと戦う」ことがかっこいいことだった
■でも今は、そんな悪の権化みたいな力強い存在は、いなくなっちゃった
■だから、自分で問題を見つけて、その解を見つけてくことが大事
■そのためには、目立つんじゃなく、地味でもいいから着実に世の中を変えていくことが大事
■「拍手なき勝利」が、ほんとの勝利

▼ライフネットの岩瀬さんが考えてることは?

■大きく伸びるベンチャーの条件は3つ
【1】みんなが、使っているものを対象とすること
【2】みんなが、わずらわしいと思ってることを対象にすること
【3】技術革新や規制緩和が発生しているところを対象にすること
■生命保険業界は、3つのすべてが当てはまってた
■だからインターネットで生命保険契約ができる、ライフネットをはじめた

▼サイバーエージェントの藤田さんが考えてることは?

■人任せでは何も変わらないから、会社で一番大事なことを自分がやる
■広告事業からメディア事業にシフトするときも、藤田さん自身がメディアを見ることにした
■自分でやるとは、大きな方向性を示すことだけじゃなく、絵文字や線など細かい所まで見ること
■新しいメディアが出てくれば、常に新しい「よーい、ドンがはじまる」
■例えばスマホが出てきたときには、大企業関係なくみんなにチャンスが生まれる

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