企業に眠る膨大なデータを、みんなに伝わるビジュアルに変えるTableauとは?

企業に眠る膨大なデータを、みんなに伝わるビジュアルに変えるTableauとは?

本のまとめ

▼読んだ本は?

■できる100の新法則 Tableau タブロー ビジュアルWeb分析
■木田和廣さん
https://www.amazon.co.jp/dp/B01M1H78K7/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_z2hmCbQC0HHEW

▼Tableauって何?

■さまざまな場所に散らばるデータを統合し、ビジュアライズできるツール
■取り込むデータは、EXCEL等のファイルに加え、MySQLやSalesforceなど外部のサーバーからも取り込み可能
■ビジュアライズの方法も、多様な表やグラフが用意されていて、ドラッグ&ドロップで作成できる

▼ディメンションとメジャーって何?

■ディメンション
└「データ分割の軸」のことで、「◯◯ごとの」「◯◯別の」みたいな形で言い換えられる
└例えば「都道府県」「日付」など

■メジャー
└「指標」のことで、数字で表せる
└例えば「セッション数」「コンバージョン数」など

▼Tableauの製品の種類は?

■Tableau Desktop
└収集したデータをレポーティングし、分析するためのツール
└パソコンにインストールするタイプの、アプリケーションソフトウェア
└データ取得のための接続先が、ファイルのみに限定される「Personal Edition」
└データ取得のための接続先が、ファイルとサーバーの両方となる「Professional Edition」

■Tableau Reader
└Tableau Desktopで作成し保存されたレポートを、無料で閲覧できるソフトウェア

■Tableau Server
└Tableau Desktopで作成したレポートを、WEBブラウザで閲覧するためのソフトウェア
└オンプレミスのサーバーにインストールして利用する

■Tableau Online
└Tableau Desktopで作成したレポートを、WEBブラウザで閲覧するためのソフトウェア
└オンプレミスのサーバーを用意せず、Tableauのクラウド環境を利用する

■Tableau Public
└Tableauのワークシートやダッシュボードを、世界中のユーザーと共有するプラットフォーム
└他のユーザーが作成したものを、ダウンロードして利用することもできる

▼Tableauから接続できるデータソースは?

【1】ファイル
└EXCEL
└テキストファイル(単純なテキストファイルに加えて、CSVなども含む)
└Access
など

【2】サーバー
└Google Analytics
└Googleスプレッドシート
└MySQLサーバー
└Salesforce
など

▼ばらばらのデータをまとめるには?

【1】結合(ジョイン)
└異なる複数のデータソースの中に、同一の列(フィールド)がある場合に利用する
└例えば、Google Analyticsのデータソースにも、MySQLにも「日付列」がある場合、その列をキーにしてデータをまとめる

【2】ユニオン
└同じ構造を持つ2つの表(テーブル)を、縦方向にまとめる
└例えば「2018年5月の広告データ」と「2018年6月の広告データ」など、期間の異なる同一データをまとめる

【3】ブレンド
└異なる構造を持つ2つの表(テーブル)を、まとめる
└例えば「月単位でまとめられた広告データ」と「日別単位で取得された広告データ」など日付フォーマットが異なるデータをまとめる

▼データソースとの接続方法は?

【1】ライブ
└データソースから、リアルタイムでデータを取得
└すべてのデータを更新する「完全更新」と、増えた分だけを更新する「増分更新」の2タイプがある
└◯:データの更新内容が、自動的にTableauに反映される
└☓:都度データソースを読み込むため、反応や表示速度が遅くなる

【2】抽出
└データソースから取り出したデータを、Tableau Desktopに保存
└◯:データソースを保存するため、反応や表示速度が速くなる
└☓:データの更新内容が、ある期間に固定される

▼Tableauでの数値の集計方法は?

■合計
└例えば、セッション/月の合計値を集計する

■最大値(最小値)
└例えば、セッション/日別の中での最大(最小)セッション日を集計する

■平均
└例えば、セッション/日別の平均を集計する

■標準偏差(数値の散らばり度合いを示す)
└例えば「平均セッション/日:100」「標準偏差:20」なら、1日のセッションはほとんどが「80~120」程度

▼Tableauの「計算フィールド」って何?

■取得済みのデータを「関数」や「計算式」にかけ、新しいディメンションやメジャーを作成する機能
└例えば「直帰数÷セッション数=直帰率」
└例えば「新規ユーザー数÷セッション数=新規セッション率」
└例えば「クリック数÷表示回数=CTR」
└例えば「費用÷クリック数=CPC」
└例えば「費用÷コンバージョン数=CPA」
└例えば「収益÷費用=ROAS」

▼Tableauのレポートタイプは?

【1】ワークシート
└ディメンションとメジャーを使って、表やグラフを作成する

【2】ダッシュボード
└複数のワークシートを組み合わせて、レポートを作成する

【3】ストーリー
└複数のダッシュボードやワークシートを、順番を決めて見せる

▼Tableauでよく使われる図表は?

■地図表現
└例えば、都道府県ごとに、コンバージョン率を色で分けて地図上に表現する

■ツリーマップ
└例えば、クリック数を面積の大小、CPAを色の明暗で表現する

■散布図
└例えば、セッション数の増減とコンバージョン率の増減の相関関係を表現する

■パレート図
└「20%の商品が全体の80%の収益を生み出す」というパレートの法則に基づき、例えば自社の人気売上商品一覧を表現する

▼ダッシュボードの中に配置できるものは?

【1】ワークシート
└データから作成した表やグラフを配置できる

【2】テキスト/画像
└ダッシュボードの中に、テキストや画像を配置できる

【3】Webページ
└指定したURLのWebページをダッシュボードに埋め込み配置できる
└ブラウザと同じように、Webページ内のリンクをクリックして操作できる

【4】空白
└ダッシュボードの中に空白をつけて、レポートのデザイン調整ができる

思ったこと

気づいたら、会社や組織内のいろんな場所に散らばってしまう大量のデータ。
そんなデータを1箇所に吸い上げ、図や表でレポーティングして目に見える絵として表現できる、Tableauについて紹介された本でした。

「データを集める」ことは簡単だけれど、意味のあるデータを集めるのは難しいこと。
そして「意味のあるデータ」を集めても、そのデータを整理するのは難しいこと。
さらに「意味のあるデータを整理」しても、そのデータをわかりやすく伝えるのは難しいこと。

こうやって結局、ただただ膨大なデータが溜まってくだけになっちゃうのかもしれません。
とはいえ、データを保存しておくサーバーを借りとくだけでも、結構なお金かかっちゃうし。

そういう中で、Tableauのように、あちこちに散らばるデータを簡単に吸い上げる。
そして、吸い上げたデータをわかりやすくグラフにできる。
みたいなことは、企業や組織が大きくなればなるほど、必要とされるツールな気がします。

とはいえ、なかなか高機能で表現方法がいっぱい用意されている分、慣れるには時間も必要かもですね。

ありがとうございます!

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