「MFI」後の今のSEO対策って何をするべき?

「MFI」後の今のSEO対策って何をするべき?

本のまとめ

▼読んだ本は?

■いちばんやさしい新しいSEOの教本 人気講師が教える検索に強いサイトの作り方「いちばんやさしい教本」シリーズ
■安川 洋さん, 江沢 真紀さん, 村山 佑介さん
http://amzn.asia/d/2ObyYPU

▼Googleのモバイルへのアルゴリズムの変化は?

【1】2015年4月:モバイルフレンドリーアップデート
└スマートフォンに最適化されたサイトが有利になるアルゴリズム変更

【2】2016年後半:MFI(モバイルファーストインデックス)
└これまでは、PCサイトから情報を収集していたが、モバイルサイトから情報を収集する形に
└ただ、スマートフォン向けコンテンツが存在しない場合、PC向けコンテンツが収集される
└自分のサイトがMFIに移行しているかは、GoogleのSearch Consoleで確認できる

▼さまざまな検索結果の表示方法は?

【1】ユニバーサル検索
└例えば時事的な検索の場合は「ニュースタブ」、人名などのときは「動画タブ」など
└検索クエリに対して、最適な「タブ」に検索結果一覧が自動で変わる
└Googleが勝手に決めるので、操作はできない

【2】ナレッジグラフ
└例えば「映画作品」の場合は、検索結果の右側に公開年度や監督の名前など属性情報を表示
└Googleが勝手に決めるので、操作はできない

【3】リッチリザルト
└自分のページの「商品レビュー」「評価点」「価格」などを特定のタグでマークアップ
└すると、Googleの検索結果一覧画面に「★★★」などレビューを表示できる

【4】強調スニペット
└質問に対するクエリで検索すると、検索結果の上部に「回答」として表示される
└Googleが勝手に決めるので、操作はできない

【5】ローカルパック
└「場所」を含むクエリで検索した時、店舗の情報などが強調して検索結果上部に強調表示される
└Googleマイビジネスに登録することで、表示される

▼キーワード解析ツールにはどんなのがある?

■キーワードプランナー
└キーワード毎の月間検索ボリュームが分かるツール
└アドワーズに広告出稿していると、検索ボリュームが詳細に分かる
https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/

■goodkeyword
└特定の検索クエリに対して、関連して検索されているキーワードが分かるツール
https://goodkeyword.net/

■keyword tool
└特定の検索クエリに対して、関連して検索されているキーワードと、そのボリュームが分かるツール
└でも、有料ツール
https://keywordtool.io/jp

▼サブドメインとサブディレクトリはどっちがいい?

■サブドメイン
└既存のドメイン名の先頭に文字列を追加したもの
└「sub.example.com」みたいな形
└別環境になるため、新しいCMSの構築や新しい形でのブランディングなどに有効

■サブディレクトリ
└既存のドメイン名の背後に文字列を追加したもの
└「example.com/sub」みたいな形
└すでに運用されているサイトの一部のため、Googleのクローラーが、早くクローリングしやすい

▼メッシュ型リンク構造と実現方法は?

■メッシュ型リンク構造
└サイト構造において、上下の階層や横の階層に、シームレスにリンクで行き来できる構造
└例えばニュース一覧ページから詳細ページへ行き、またニュース詳細ページから一覧ページへスムーズに戻れる

■メッシュ型リンク構造の実現方法
【1】パンくずリンク
【2】下層へのディープリンク(途中の一覧ページなどを飛ばして、詳細ページに一気に行けるリンク)
【3】同列階層の、他カテゴリに水平で移動できるリンク

▼OGPタグってなに?

■SNSでユーザーがシェアするときの、シェアの表示内容を制御できるタグ

■OGPタグの種類

▼Googleからのペナルティってなに?

■検索順位を操作するために行う悪質な行為に、Googleから与えられる検索順位の罰則のこと

【1】自動ペナルティ
└Googleのアルゴリズムに、自動的にガイドライン違反と判断されるもの
└スパム行為をやめて、アルゴリズムにより自動解除されるのを待つ
└再審査リクエストとかはできない
└否認ツールなどで、特定のリンクをGoogleの評価に含めないように設定するなどの対応が必要

【2】手動ペナルティ
└Googleのスタッフの目視によって、スパム判定されるもの
└Search Consoleにペナルティの案内が届く
└スパム行為をやめた上で、Googleスタッフに手動で再チェックしてもらう必要がある
└否認ツールを使った上で、さらに有料リンクの購入先など各種情報をGoogleに報告する必要がある

▼構造化データってなに?

■検索エンジンがインデックスを行うときに、コンテンツの意味を理解しやすくするためのもの
■ある単語が「人物名」なのか「商品名」なのかをHTML内にタグを埋め込んで示す
■構造化データでマークアップしたものは、Googleのリッチリザルトに表示されやすくなったりする
■マークアップが完了したらGoogleの提供する「構造化データテストツール」で確認できる

▼サイト移管時のリダイレクトの方法は?

【1】リダイレクトの設定を行う
└WEBサーバーがApacheの場合「.htaccess」か「mod_rewrite」を使う
└mod_rewriteのRewriteRuleで[R=301,L]フラグを使い正規表現でリダイレクト

【2】リダイレクトの設定を確認する
└Googleの検索ボックスで「cache:https://example.com」のように検索
└キャッシュされたURLが新URLとぴったり一致しているかを確認
└ページのコンテンツ(キャッシュ)が表示されているかを確認

▼SEOにおけるリンクの最適化の方法って?

【1】リスト一覧ページなどで、価格順などで並び替えを行う時には、AJAXでURLが変わらないようにする
【2】色ごとに型番が異なる場合にも、AJAXでURLが変わらないようにする
【3】アクセス解析のトラッキングパラメータを多用しすぎないようにする
【4】サイト内検索結果をインデックスさせない
【5】パラメータを用いた動的URLじゃなく、静的URLにする
※動的URL「https://www.example.com/list.php?cat2=apples&cat1=fruits」
※静的URL「https://www.example.com/fruits/apples/」

▼XMLサイトマップって?

■検索エンジンに自分のサイトを知らせるための、専用のサイトマップのこと
■サイトマッププロトコルの仕様に基づいて作成する
■サイトマップを作成したら、Googleに送信する必要がある

▼Search Consoleの使い方は?

【1】「検索の見え方」レポート
└タイトル、パンくずなどGoogleの検索結果への表示状況を確認できる

【2】「サイトへのリンク」レポート
└サイト内の各ページにどこからリンクが貼られているかを確認できる

【3】「インデックスステータス」レポート
└サイト内のページに関して、Googleに登録されたページ数を確認できる

【4】「クロール」レポート
└クロールに失敗しているページが無いか確認できる

【5】「Fetch as Google」レポート
└Googleのクローラーがどんな形でページを見ているかを確認できる
└同時にGoogleに「クロールしてください」とリクエストを送ることができる

【6】「検索アナリティクス」レポート
└自分のサイトがGoogleの検索結果に表示されたときの、キーワードやクリック回数、クリック率が分かる

【7】Googleアナリティクスとの連携
└Search ConsoleとGoogleアナリティクスを連携すると、細かなセグメントができるようになる
└「平均掲載順位」でセグメントすれば、検索結果への表示回数が多いけど、検索順位が低いクエリがわかったりする

思ったこと

モバイルフレンドリーアップデートからMFIへと、モバイルに軸足を移しつつ変化を続けるGoogleのアルゴリズムとSEOの今を切り取ってまとめられている本でした。

リッチリザルトを表示するための構造化データの設定など新しいタグはどんどんと生まれてはいるけれど、一方で、基本の理念はあんまり変わっていなくて、とにかく、ユーザーが使いやすいサイトを作ろうぜという基本は、そんなに大きくは変わってはいなかったりします。

でも、Googleの強い姿勢としてのモバイルへの移行や、そしてこれまでと同様に、悪質なリンクとかに対しては、強いペナルティを設ける感じなど、基本は抑えなきゃなという所を感じさせるものでした。

しかし、SEOの小手先の技術、どんどん無意味になっている感じですね。結局はユーザー第一だし、ユーザーが使いやすくなればそれが全てだというGoogleの考え方がそのまま見えるようで、面白いすね。

ありがとうございました!

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