オフラインの行動すべてが、オンライン上で統合されるアフターデジタルとは?

オフラインの行動すべてが、オンライン上で統合されるアフターデジタルとは?

オフライン上の人の行動したデータが、すべてデジタル化され、一つのIDに紐づく形でオンライン上で統合される世界。そんな「アフターデジタル」と呼ばれる世界では、オフラインはなくなり、すべてがオンライン化されていくこと。

そして、アフターデジタルのためには、人が常にオンラインとつながっている状況を生み出すこと。そのためには、モバイルの普及、オンライン決済の普及、センサーの普及、それらを通じて取得したデータを処理するAIの普及が必要なこと。

と、ここまで読んでて、中国やアメリカに旅行したことを思い出しました。モバイルはともかく、オンライン決済やAIは、まだ全然日本では普及していないこと。デジタル分野では、正直日本はかなり後進国に陥っていること。

開いてしまった差を嘆いていても仕方がないので、これから、急速に日本全体をデジタル化していくことが、何にも増して重要なんだろうなと思わずにはいられない内容でした。個人情報どうこう言いつつ、データ取得にびびっている暇は、もうないんだろうな。

とか言いつつ、やっと流行りつつあるオンライン決済をまだ全然使えてないので、早速自分も使い初めてみなきゃです。

ありがとうございました!

本のまとめ

▼読んだ本は?

■アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る
■藤井 保文 (著), 尾原 和啓 (著)

▼アフターデジタルってなに?

■「オフライン」がなくなる世界
■消費者のあらゆる「行動データ」がデジタル化され、個人IDに紐づく形で。オンライン上で統合される
■オンラインが、オフラインを徐々に侵食していくイメージ

▼アフターデジタルでの3つのタッチポイントは?

■3つのタッチポイントから取得するデータはすべてデジタル化され、オンライン上で統合される

【1】テックタッチ
└オンラインサロンやオンラインサービスなどでのタッチポイント
└プロセスが短く便利で、高頻度で使うと得をするインセンティブが大事

【2】ロータッチ
└ワークショップやイベントなど、集団とのリアルでのタッチポイント
└リアルだからこその心地よさや、得難い密度の情報提供が大事

【3】ハイタッチ
└店舗など、一人ひとりの顧客に、個別で対応するタッチポイント
└特定の人に対応できるからこそ、感動や信頼を与えられる特別さが必要

▼行動データを取っていく流れは?

【1】オフライン行動のすべてを、デジタルデータとして取得する
【2】行動データは1人あたりの量が重要なため、高頻度でとれるといい
【3】行動データを取り続けるには「楽しい、便利、使いやすい」ことが重要
【4】行動データを活用して、最適なタイミングでコミュニケーションを取っていく

▼行動データをうまく取得しているアプリは?

■シェアリング自転車サービス
└いままでオンライン化されていなかった移動データが、活用できる

■ジーマ・クレジット(信用スコア)
└アリペイ(オンライン決済)の利用履歴を中心に、AIで分析し、その人の信用度をスコア化する

■平安グッドドクターアプリ
└医師からオンラインでの問診、病院予約、歩いた歩数を記録してポイント交換などができる

▼ビフォアデジタルとアフターデジタルの違いは?

■ビフォアデジタル
└リアルでいつも会えるお客さんが、たまにデジタルにも来てくれる世界

■アフターデジタル
└デジタルで絶えず接点があり、たまにデジタルを活用したリアルにも来てくれる世界

▼OMOってなに?

■OMO=Online-Merge-Offline
└オンラインとオフラインが融合し、一体のものとして捉えるマーケティング手法

▼OMOが発生する条件は?

【1】スマートフォンとモバイルネットワークの普及
【2】モバイル決済の浸透率の上昇
【3】さまざまなセンサーが手に入り、色んなとこで使われる状況
【4】自動化ロボット、人工知能の普及

▼OMOを実現してる具体例は?

■フーマー
└アリババによるネットスーパー
└オンラインとオフラインの両方で、注文・購入ができる
└店舗の3km圏内なら、30分以内に配送してもらえる
└実際の店舗では、店員が専門端末でオンラインからの注文を確認し、配送用バッグに詰める
└会社帰りに、店舗によって購入し、家に届けてもらうこともできる

■ラッキンコーヒー
└席がなく、ピックアップとデリバリーに特化したコーヒーショップ
└アプリからしか購入できず、デリバリーか、自分で取りにいくかを選べる
└自分で取りに行く場合、購入後に発行されるQRコードを見せるだけ
└QRコードは、人にシェアしたり、プレゼントしたりできる

▼組織としてOMOを進めるには?

■社長・役員・部長・現場が「変革ライン」として、一本につながること
■同じセミナーを全員で受けたり、メンバーで先進国へ視察に行ったり
■同じイメージを共有して、目線合わせすることが大事

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