あらゆる企画は、あなたの中の欲求を形にすることから生まれる

あらゆる企画は、あなたの中の欲求を形にすることから生まれる

たくさんのおもちゃで大ヒットを飛ばした著者の高橋さん。そんな高橋さんも、若いころは企画を生み出すことが中々できなかったこと。その頃は、才能のある人だけが価値ある企画を生み出せると思っていたこと。

でも、ほんとうは企画を生み出すのに必要なのは、質より量を考え続けること。そのために、日常の中から自分の欲求に目を向け、ネタとして書き出し、それらをアイデアや企画に変えていくこと。

そして「おもしろいから」「あたらしいから」ではだめで、あなた自身がお金を払ってでもほしいものごとが、優れた企画になることを描いてくれています。

本のまとめ

▼読んだ本は?

■一生仕事で困らない企画のメモ技(テク)―――売れる企画を“仕組み”で生み出すメモの技術
■高橋晋平 (著)

▼企画ってなにか?

■企画とは「人の欲求を満たすための作戦」のこと
■人に価値や幸せを与えようとする計画や考えは、みんな企画
■例えば、趣味のサークルでの催しや、パーティの計画もみんな企画
■そして進学する学校を決めたり、就活することも自分の欲求を満たすための企画

▼「企画」を生み出すための3ステップは?

【1】ネタ
└欲しいと思うモノゴトを集めた、ネタ帳を作る

【2】アイデア
└「考えたいお題」と「ネタ」をかけ合わせて、企画の原案になるアイデアを生み出す

【3】企画
└アイデアをもとに「誰に」「何を」「いくらで」を考え、売れる企画にまとめる

▼ネタはどうやって集める?

■ネタとは「あなたが欲しいと思うものごと」のこと
■自分の欲望を刺激し「買いたい」「使いたい」「やりたい」と思えるものごと
■「新しいものごと」「変わっているものごと」「面白そうなものごと」ではだめ
■なぜなら自分自身が「この企画は絶対にほしい、使いたい」と感じていなければ、いいものをつくることはできないから
■例えば「店頭で商品を見て、購入したくなった」「チケットを予約して、参加したくなった」などの欲求が大事

▼ネタをメモするときのポイントは?

■ひとネタ1行で書く。そして、3種類に分ける
【1】検索すれば、完全にわかるネタのメモ
【2】検索して、情報のどこを見ればいいか、わかったほうがいいメモ
【3】検索してもわからないので、後々思い出すためのメモ

▼ネタからアイデアを生み出すためには?

【1】アイデアは「考えたいお題」×「ネタ」で発想する
└「お題」とは、例えばあなたが仕事で「ヘルスケアアプリについて考えなければならない」など
└この「ヘルスケアアプリ」と「集めたネタ」をかけ合わせて、アイデアを考える
└「ヘルスケアアプリ」×「家事代行サービス」=「パーソナルトレーナーを気軽に呼べるアプリ」など

【2】アイデアは、質より量を大事にする
└とにかく掛け合わせをたくさん行い、アイデアをいっぱい出すことが大事

【3】アイデアは、だめなものから率先して出しはじめる
└だめなアイデアを元に「ちょっとだけ視点を変えてみたら?」とアイデアを出しはじめるといい

▼出てきたアイデアに、より独創性をもたせるには?

■「お題」×「ネタ」で出てきたアイデアに、もう1回、ランダムな言葉をかけあわせるといい
■これを「アイデアしりとり」と呼んでいる

【1】なんでもいいので適当な言葉からしりとりを行い「10ワード」くらい出す
【2】例えば「りんご」→「ゴリラ」→「ラッパ」など
【3】次に「りんご」といえば、「食べ物」「握り潰す」など連想できるイメージを書き出す
【4】「連想したイメージ」と「お題×ネタで出てきたアイデア」を掛け合わせる
【5】例えば「勉強すればするほど褒めてくれるペンケース」というアイデアに「握りつぶす」を掛け合わせる
【6】すると「疲れた時に握りつぶすと、癒やしてくれるペンケース」という、より独創的なアイデアが生まれる

▼企画に落とし込むアイデアの種はどうやって選ぶ?

【1】企画の具体的イメージが「するっと湧く」アイデアを選ぶ
└例えば「可愛い声でエールをくれるペンケース」の場合、「ファスナーを開けると口のように見えて、音声が流れる」など、できあがったときのイメージができる
└こんなイメージの湧くアイデアが「するっと湧く」アイデア

【2】自分が欲しいと思うアイデアを選ぶ
└とくに自分が「お金を払ってでも欲しい」と思えるかが大事

【3】他人に欲しいか聞いて、その反応速度を見る
└10人聞いて2人が最高の反応で「欲しい!」と言ってくれたら、企画として成功する可能性がある
└10人聞いて5人が最高の反応で「欲しい!」と言ってくれたら、大ヒットの目があると確信して、突っ走るべき

▼企画づくりに大事なバランスは?

【1】「何を」と「誰に」のバランス
└ターゲットになる顧客がだれで、なにを提供しようとしているかを考える

【2】「何を」と「いくらで」のバランス
└企画したモノゴトと、それをいくらで売れば、自分たちがちゃんと儲かるかを考える

【3】「誰に」と「いくらで」のバランス
└ターゲットになる顧客が「いくらなら買いたいと思ってくれるか?」を考える

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